難で、全員加入にしなければ部活動の存続ができないのも原因の一つであると考えられるが、県内の多くの学校で、新学習指導要領の代替措置の趣旨を取り入れるとともに、部活動の教育的価値が高く評価・理解されているからだと思われる。
しかし、学校現場は施設・指導者・生徒数などからくる独自の状況を持ち、その中での部活動選択であるが故に、必ずしも全生徒の入部欲求を満たすものではない。
そのような現状をふまえた上で、生徒の意識調査による結果を見てみると、入部の動機として3割の生徒が「すすめられたから」「希望する部がなかったから」「ただなんとなく」と答えており、スポーツヘの純粋な興味・関心からではなく、消極的な部の選択をしているものも目につく。
また、全員加入制をとっている学校の生徒の中には、希望加入制になれば「退部する」「わからない」と答えた生徒が4割近くいた。その理由は「自分の希望する部がなかった」「自由に使える時間がほしい」など、部活動以外での活動欲求があげられている。
?部活動の加入方法の推移
?入部の動機
?もし希望加入制になったら
?何故退部するのか?
?設置されている運動部の割合<男子>
?設置されている運動部の割合<女子>
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